【映画】「桐島、部活やめるってよ」を見た。

何かちょっと前に話題になっていたし、みんな面白いと言っていたのでレンタルして見てみた。

 

うーん。なるほどぉ。という感じ。

 

そもそも中高一貫男子校でヒャッハーって感じの青春を謳歌した僕にとって、あの環境、あの情景はもはやおとぎ話の世界。

共学の環境、というより身近に異性がいる環境で育つと、あの映画はどう感じるのだろう。あれはフィクションなのか?ノンフィクションなのか?あの状況はあるあるなのか?それともあれが理想郷なのか?

そんな環境とは全く違う環境を生きてきた僕から見れば、正直ただ「全く実感がない」としか言えなかった。だからあの映画のような露骨なスクールカーストや、酸い甘いの恋愛模様、将来への不安、もろもろがあまりにも「他人事」過ぎました。レベル的には、「家の隣に同学年の可愛い幼なじみがいて、美人の転校生が自分を好きになって、etc…」のハーレム萌系ギャルゲーの世界観に対して「リアルじゃねぇwww」って思うレベルで、あの世界観は僕にとっては「リアル」じゃなかった。

 

あの映画は、どれかのキャラクターに自己が投影したり、もし自分があの場にいたら?というイマジネーションと妄想を楽しむものなのかな、と見ながら考えていました。

だからそれが出来ない自分にとっては、まるで毒にも薬にもならない、空気のような映画でした。

なのでもっと別の楽しみ方があるのなら、是非教えてください。

「女の子がみんな可愛い」とか以外で。